☆CVP分析(損益分岐点分析)利益計画

☆原価の分類
 1変動費=VC 販売量に応じて変動する
 2固定費=FC 家賃・固定給・減価償却費・火災保険料・支払い利息
  ※必ず回収しなければ赤字になるもの


☆営業量=販売量や生産量のこと


☆限界利益=売上高ー変動費 ※売上高=変動費+限界利益
      限界利益=固定費なら利益は0ということ
      営業量に応じて比例する利益のこと
      1個追加したら利益はどのくらいになるのか?
      固定費を回収する源泉(パワー)
 ※多角的に捉えられるように!


損益分岐点の計算
☆(基本)売上高S-費用C=利益P
(分解)販売価格✕営業量ー単価当たりの変動費✕営業量ー固定費FC=利益P
(利益が0つまり損益分岐点)
   (販売価格ー単価の変動費)✕営業量ー固定費FC=0
(つまり)単価あたり限界利益✕営業量=固定費FC
(営業量)=固定費FC÷単価限界利益
(損益分岐点売上高)=営業量✕販売価格
(目標利益)=(固定費FC+利益P)÷単価原価利益


☆単価がわからない時の損益分岐点売上高
 売上高Sと変動費VCから変動比率αを求める。α=変動費÷売上高


 損益分岐点S=S-変動比率α✕S-固定費 [S=αS-FC=P]覚えちゃう
       (1-α)✕S=固定費
       =固定費FC÷(1-α)
※1-αは売上ー変動比率だから=限界利益率


☆損益分岐点比率 売上高にどのくらい損益分岐点売上高が占めるのか?
   損益分岐点売上高÷売上高✕100
 損益分岐点が低ければ低いほど、より少ない売上高で利益を得れるということ
 =価格が低下したり売り上げが下がる要因ができても大丈夫ということ。
 だから・・・損益分岐点売上高は低ければ低いほど安全度が高いということ!


☆安全余裕率 現状の収益面の安全性判断するもの。高いと売上高減少に対する抵抗力
       が高いということ。
 ※損益分岐点比率の裏側
(売上高ー損益分岐点売上高)÷売上高✕100


※2次試験でよく出るシュミレーションで注意
 販売価格を上げただけの設定では、変動費率は変わらない!


※経常利益を目標とする問題の時は
 固定費に営業外費用をプラス、営業外収益をマイナスして計算する。
※営業利益を目標とする問題に営業外がついていたら
 目標とする営業利益に営業外費用をプラスし、営業外収益をマイナスする。


※採算性の分析にあたって用いられる分析は限界利益率である!

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